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■亘理町 4月21日(木)
※写真はボランティアセンターのある中央公民館向かいの「日就館」。
・8:00ボランティアセンターの中央公民館向かいの「日就館」を見つけたが駐車場
 が分からず。正面に止めて受付へ。
・新規ボランティア受付は右側に。
・ボランティア保険加入カードは見せなくてよかった。
 名前を書いて2枚のポストイットに名前を書いて持つ。
・駐車場は中央公民館の東側。満車で停められず路肩に。
・マッチング(仕事合わせ)会場で仕事内容を聞く。
 ボランテイアがいっぱいいるのと、グループ優先なのでなかなか採用されず。
 まるで昔経験した日雇い人夫の斡旋所のよう。
・仕事は、避難所や役場、物資仕分けなど多岐におよぶ。
・女性が若い人からおばさんまでたくさんいた。
・人も減りだいぶ前へ、やっと9人枠の仕事に採用。ほとんど個人参加。
・石巻でしてきた50代の方がリーダーに。
・ボランティアにあたる前に、関西なまりの職員から入念な説明があった。
 会場がうるさくて聞き取りにくい。さっきのポストイットを渡す。
・道具を借りて、チェックを受ける。
・道具は石巻の10分の1量。
・道具と人を乗せられるチームの車3台で、ナビをもとに向かう。
・依頼者宅に到着。依頼内容:いちご農家の自宅と作業場縁の下のヘドロ出し。他。
・床板をはがした場所に入り、手でコンテナに入れて運び出す。
 ヘドロは半乾きでヒヒが入ったジグソーパズル状態。厚さは5〜10センチ。重い。
・ここではいちごを運ぶ浅いコンテナが活躍。
・捨て場は道ばた。
・取る人、運ぶ人。役割が決まって来る。交代で行う。
・手が届かない奥は腹這いで潜り込み取り出す。全身泥だらけ。
・一時間に一度の休憩。依頼者のご夫妻が飲み物を用意してくれていた。
・作業場の床下はコンクリートなため、泥水状態のまま残っていた。
 ちり取りや雪掻きスコップ、ワイパーで掻き出すがきりがない。
 やれるだけやったが、四隅は届かず。
・最後の1時間は畑の漂着物片付け。
 タンス、ガスボンベ、巨大な銀シート、建物の残骸。実に様々なものが流れ着い
 ている。ミツバチの巣の残骸も。イチゴの受粉にずいぶん飼われていたとのこと。
 この一帯で相当数流されたことになる。
・3:30終了。なんだかまだまだ手伝いたいと思ったが、依頼者とボランティアにと
 ってお互いにちょうどいい時間なのかも知れない。
・汚れたかっぱを、土嚢袋を1枚借りて詰めパッグにしまった。
・甘いお菓子をいただいて、しばしおしゃべり。
・予想以上に片付けられたらしく喜んで下さった。
・「数年はイチゴも田んぼもできないので運転手でもしようかな」と言ってた。
・いちご農家を再建できた際は、たらふく食べにくることを約束して後にする。
 心から頑張って欲しいと祈る。
・ボランティアセンターに戻るとうがい薬、手作りのスコーンやチョコが出迎え。
 小さな町ゆえのアットホームな雰囲気がうれしい。
 ボランティアを支えるボランティアが必要なこと大切なことを知った。

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2011.04.22:candlelink:count(4,929):[メモ/被災地ボランティアレポート]
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