前にWebCGに掲載されていたんだけど、
”止まる瞬間”の制御に脱帽 とあった。
日産がいうところのワンペダルドライブ。アクセルペダルの踏み込みを戻すと、その戻しかたに応じてスッと減速Gが発生する。いわゆる回生ブレーキ。回生ブレーキだけで停止までいける。エコモードでいうと、その強さは最大でも0.3G……まではいっていない感じ。コンマ3G弱。例えば街なかをフツーに走っているときにコンマ3Gでブレーキをかけたら、助手席や後席でスマホをいじっていた人は「なにがあった!?」とハッとする。あとはそう、圧雪路の平均的なμ(ミュー=摩擦係数)が0.3程度といわれている。つまり、0.3Gあたりが圧雪路のグリップ上限。それを超えないあたりに回生ブレーキの利きの上限を設定してあるのかもしれない。
ワンペダルドライブで停止まで。これは、簡単にいうとすごく気持ちいい。運転しやすい。快適。エンジンブレーキ(ではないけれど)がきっちりキレイに利いてくれるのもいいし、停止の瞬間というか直前の踏力……ではなかった制動Gの抜きの制御もうまい。快適。フットブレーキ(というか、摩擦ブレーキ)を使って同じぐらいスーッ→ピタッとキレイに止まろうと思うと、これはちょっとではなく苦労する。というか、ムリ。最後の抜きのところがキレイにできない。悔しい。
これってすごくわかる。
乗ってみるとわかるんだけど、ワンペダルドライブはショックもなくきれいに止まる。あれを体験して、自分のブレーキの仕方を改めて意識してみると、結構ノーズダイブ(いわゆるカックンブレーキ)して止まっている。よ~し、ノートみたいに止まってやる!これがなかなか難しい。何回かに1回くらいしか、スッと止まらない。ほんと、記事のように最後の抜きがむずかしい。そもそもブレーキ操作で最後に力を抜くなんて意識した事がなかった。でもなんだか楽しい!スーッ→ピタッ