NHKテレビで買い物難民を救えという番組があるらしい。今、全国各地で、近くに買い物ができる所がなく、車も運転できないので郊外のショッピングセンターにもいけないで困っているお年寄りが増えている。昔からの商店街は廃れ、シャッター通りと化している。こういう状況は、そこで商売を営んできた商店主の、客離れに対策をとってこなかった怠慢もあるが、近くの商店を見放し、郊外に出来たショッピングセンターに買い物に行き、結果的に活気のない地域にし、老齢化により交通手段もなくなり、食品や生活用品を手に入れるのにも苦労する。生活するのにとても不便な地域にしてしまった住民の消費行動による所も少なくない。でも、これは無理もない。だれもが便利なところに行きたがるし、将来どうなるかなんてことは、だれも考えない。 そこにビジネスチャンスを見いだす企業も現れてきた。コンビニを一回り大きくしたようなミニスーパーが商店街の空き店舗や住宅街の中に今後増えるだろう。