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 トヨタ自動車は20日、2人乗りオープンスポーツカー「MR―S」の生産を07年7月末で打ち切ると発表した。ミニバンやコンパクトカーが人気を集める一方、スポーツカー市場が縮小し、販売台数が低迷しているため。トヨタは今年4月にスポーツカー「セリカ」の生産も終了しており、トヨタの国内販売車種からスポーツカーが姿を消すことになる。
 MR―Sは、スポーツカー「MR2」の後継モデルとして99年発売。車体中央にエンジンを搭載した国産で唯一のミッドシップオープンカーとして、最盛期の00年には年間5500台を売り上げた。しかし、車内空間の広いミニバンや、燃費のいいコンパクトカーの市場が拡大する陰で販売台数は減少し、昨年の売り上げは1370台にとどまっていた。
 MR―Sの生産終了で、北米で販売する「サイオン」や、レクサスSCなどスポーツタイプの車は残るものの、トヨタの国内向けスポーツカーはなくなる。
 トヨタはMR―Sの生産終了を前に、内外装に高級感を持たせた特別仕様車を限定1000台発売する。発売は来年1月9日から。価格は232万〜240万円(北海道、沖縄除く
2006.11.24:bumbun:count(1,491):[メモ/本日の出来事]
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