:: 歴史/伝統工芸
直江兼続は、白布温泉に秘密工場を
作り、鉄砲を鋳造させたと言われています。 その秘密工場は、現森の館、元ユースホステル の所だと言われていますが、 この場所から建設工事の時、鉄くずが出土した といわれ、 伝承の真実が伺われます。 吾妻荘公式ホームページ |
白布温泉にある鉄砲鋳造の碑。直江兼続は
白布を秘密工場として他藩から技師を招き 特別仕立ての鉄砲を鋳造させました。 宮坂考古館で現物を見ることができます。 とても重くて、持つのがやっとですね。 構えて打つのでなく、上から振り下ろしざま 打ちますね。 |
直江兼続は有名な愛書家で、日本初の銅版
活字本を出版したりしていますが、400年前の 彼の本のコレクションが上杉博物館に多数残されて います。 禅林寺は彼のコレクションを藩士の教育のために 使用したものですが、 米沢の藩校から興譲館、明治の米沢図書館へと 受け継がれて今日我々がみることができます。 旧禅林寺の一角に米沢図書館の門標が残っているのは うれしいですね。 |
春日山、林泉寺。上杉謙信が修業した上越
春日山麓の曹洞宗の寺で、上杉の米沢入部と共に 米沢に来たといわれる。 この右奥に直江兼続夫婦の墓がある。 中に墓があり外に見えるのは覆いです。 菩提寺徳昌寺は徳町(徳昌町)にありましたが 新潟にさりました。 |
米沢城本丸東のお堀端に松ヶ崎神社があります。
この場所は、直江の広大な居宅のあった場所で 上杉景勝と直江兼継、鷹山公が一緒に祀ってあるのが うれしいですね。 米沢城下建設の恩人と米沢藩再生の恩人が一緒に祀って あるわけです。 |
上越の春日山にも林泉寺がありますね。上杉の会津
、米沢移封にともなってこちらに移ってきたもので 歴代の上杉家奥方様の菩提寺です。 直江公夫婦の墓も奥にあります。100円の参観料で 参拝できます。 米沢城本丸東に広大な敷地をもっていた直江兼続。 徳照寺は、直江の菩提寺で徳町にありましたが、 直江、景勝死後の林泉寺との権力闘争に破れ 新潟にさりました。 |
とても重くてやっと持つことが出来ます。
直江兼継は秘湯白布山中で立ち入りを禁止させ 専門家を招き、鉄砲を鋳造させました。 上杉祭でも披露される米沢の鉄砲隊は特別仕立ての 大筒を操って恐れられました。 在の方にも火縄銃が伝わったいたところをみると 在郷衆も砲術隊に加わったものでしょう。 |
copyright/小野川温泉 吾妻荘
館山城で合して鬼面川となり
館山頭首口の所に木場までの西山堰(帯刀堰の)
取り入れ口があります。
この木流しの堰は、直江兼続の指示で館山衆が
掘った物でゆっくりと木が流れるように作ってあります。
数百メーター下がった所に2箇所別の取り入れ口の遺構
があり、こちらが元の水取口であったそうです。
吾妻荘公式ホームページ