10月31日(日)山形鉄道(株) 野村社長の講演会が、まちの楽校 本町館で開催されました。
私が野村社長の講演で強い印象を持ったことは、常にいろんな工夫をしておられるということでした。
野村社長は鉄道が好きで、若いころから絵を描いておられたとのことです。
この絵を多くの人に見てもらおうと思ったのだそうです。お話をお聞きし、
ごく普通のサラリーマンでは、無謀な野望と思えました。
ところが、社長は「駄菓子屋」をやったり、車を改造し、移動展示会を行うなど、様々な工夫をなさったのだそうです。
また社長は以前、読売旅行の山形営業所時代、所長だったのだそうですが、
5年で売り上げを3倍弱にしたそうです。
社長はチラシでもなんでも、やることは全て何か工夫をしています。
また、何かやります。
私は強く思ったのですが、
普通人は成長するにつれ、「夢と希望」が制約されてくるということです。
例えば子供の頃は野球選手だったのが、
成長するにつれ、現実を受け入れるようになります。
多くの人が「ダメだ、ムリだ、金が無い、自分にはできない」などの否定的観念の奴隷といっては言いすぎかもしれませんが、
「夢や希望を実現しない人生」に甘んじているのではないでしょうか?
今回の野村社長のご講演は「一人でもできる街興し」でしたが、
私には「自分一人でやる自分起こし」のためのヒントに思われました。
もちろん講演の内容には
「チラシの作成・プレスリリース・マーケティング」など技術的面も具体的例とともに分りやすくご解説いただいたと思います。
最後に非常に貴重な内容を、短い時間でときにユーモアを交えご講演いただいた野村社長に感謝申し上げるとともに
山形鉄道(株)のご発展をお祈り申しあげます。
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