朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報

朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
ログイン
メモ メール Q&A  リンク 地図 ウィキ 特集 プラン
エリア地区/栗木沢、真中、船渡、中沢、川通
国道287号線の明鏡橋より北、対岸の県道9号線はフットパスのある川通地区より北になります。
見どころ・注意点/
・県指定ビューポイント、元禄時代の大工事国内最長の「舟道遺構」、近代土木遺産「旧明鏡橋」、最上川最大の絶壁「用のはげ」など、様々な五百川峡谷らしさを見られるエリアです。
・県道9号線を上流から下流に向かって見学したり、カヌーランド駐車場を起点にした周辺見学をおすすめいたします。
・ここでは、最上川に関係したもののみを紹介しております。各地区内の見学地につきましては、秋葉山(川行)エリアもご参照下さい。
・川縁は危険な場所がありますのでご注意下さい。
・増水時は川に近づかないで下さい。

(お願い)
 このサイトは、朝日町エコミュージアムがこれまで培ってきたデータを紹介することにより、郷土学習や観光により深く活用されることを目的に運営いたしております。
 よって、サイト内で紹介しているほとんどの見学地は、観光地として整備している場所ではありません。夏は草が茂り道がなくなる場所もあるかも知れません。もちろん冬は雪に閉ざされます。また、個人所有の神社や建物等も一部含まれております。アクセスマップも細道までは表示されません。
 予め御了承の上、見学の際は下記についてご留意下さるようお願い申し上げます。

・安全に留意し危険な場所には近づかないで下さい。
・マナーを守り、無断で個人敷地内に入らないで下さい。
・不明な場所につきましては、エコミュージアムルームへお問い合わせ下さい。または、エコミュージアムガイドをご利用下さい。
Tel0237-67-2128(月曜休)


 五百川峡谷ビューポイントにも推薦された川通地区の最上川フットパスは、五百川峡谷ならではの切り立った川岸や、舟道、稲荷神社の御池とされた雪花渕と桜並木の風景などを眺めながら歩けるコースとなっています。また、村内には三瀧山観音寺をはじめ、古い絵馬のある観音堂、見事な彫刻のなされた町内唯一の八坂神社、町内で最も古いと推測される石仏などがあります。※詳しくは秋葉山エリア川行をご覧下さい。

アクセスマップはこちら
※アクセス看板が未設置です。上流部入口は観音堂のある墓地の終わり(ガードレールの終わり)付近、下流部入口は集落の終わり付近です。

ビューポイント一覧

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア

 カヌーランドのあるかつての難所“面白の瀬”左岸(通称タンの瀬)は、フリースタイルカヌーにとって国内ベスト3に入る流れと絶賛されており、週末には全国から愛好家が訪れています。全国レベルの大きな大会も開かれています。上級者は、飛んだり跳ねたり、前回りをしたりと曲芸のような演技を見せてくれます。また、上流の雪谷地点から、断崖に残る原生自然の中を、連続する瀬をクリヤしながら川下りするのも人気となっています。
 毎年9月の第3日曜日には、カヌー愛好家ら有志がつどい、川下りしながらゴミを拾う五百川峡谷クリーンアップ大作戦が開催されます。
 ※トイレ、脱衣所、駐車場あり。

大井寛治さんのお話
カヌーの魅力 〜瀬〜
カヌーの魅力 〜風景〜
庄司克史さんのお話
カヌーランドのこと

アクセスマップはこちら
※明鏡橋より県道9号を上流へまもなく道下にカヌーランドの建物が見えます。

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア

 カヌーランドの面白の瀬下流は、 明治時代から昭和20年代まで、煮炊き用のかまどや養蚕用の暖炉の岩を切り出す県内一の“かまど”産地でした。
 当時は左岸側は流れておらず、昭和40年の羽越水害から現在の流れになったとのこと。カヌー愛好家に絶賛される面白の瀬左岸は、岩を切り出した段差にできた偶然の副産物だったのです。

堀敬太郎さんのお話
面白岩と安全だんろ
アクセスマップはこちら
※カヌーランドから明鏡橋にかけてのフットパスを歩くと見ることができます。

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア

 旧明鏡橋の下に、元禄時代に水路状に掘削された舟道遺構の一部を見る事ができます。胴突きで砕いたギザギザな岩盤が残り、大掛かりだった工事を想像させます。
 舟道遺構は、平成19年に佐藤五郎氏により確認されたもので、人工的に掘削した30kmに渡る舟道は国内最長であることも明らかになりました。この大工事により、最上川舟運と北前船による西回り航路がつながり、米沢藩はもちろん流域に大きな産業をもたらしたのです。
※写真は渇水すると現れる明鏡橋下の舟道遺構

佐藤五郎さんのお話
五百川峡谷の舟道遺構
若月啓二さんのお話
五百川峡谷開削の歴史

アクセスマップはこちら

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア

 最上川の有する水環境・歴史・文化等の資源を結びつけ、地域の活性化を図ることを目的に、歩くことを楽しむための小径“フットパス”が、カヌーランドから明鏡橋下まで整備されました。国内最長の舟道遺構、カヌー、県内一だったかまど岩採り場跡、近代土木遺産の旧明鏡橋など、五百川峡谷の特長を感じながら歩くことができます。
フットパスあさひ見学会報告(2009 PC)
フットパスあさひ見学会2(2009 PC)
アクセスマップはこちら
※カヌーランド駐車場にフットパス全体図の説明看板が設置されています。

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア

 明治8年(1875)経費のすべてを地元で負担し、最上川本流で初めての橋「明鏡橋」が架けられました。その後、洪水等で流失が相次ぎますが、昭和12年(1936)ついにコンクリート製のアーチ橋が完成しました。これが「旧明鏡橋」です。六代目明鏡橋が完成するまで、69年間にわたり国道を行き交う人々の往来を支えてきました。平成18年、優れたデザインを理由に選奨土木遺産に指定。橋の写真家平野暉雄氏(京都在住)は「開腹型アーチ橋の中では日本一心和む橋」と絶賛されました。
※撮影/高橋茉莉さん(仙台市)
アクセスマップはこちら

平野暉雄さんのお話
心なごむ明鏡橋を見つめて
菅井敏夫さん、志藤正雄さんのお話
旧明鏡橋の思い出
菅井一夫さんのお話
明鏡橋の傍らで
志藤正雄さんのお話
夏の芋煮会“えるか汁”
志藤三代子さんのお話
すいとん入りえるか汁
佐久間 淳さんのお話
明鏡橋の思い出
菅井敏夫さんのお話
明鏡橋物語全12話(PC)
書籍『明鏡橋物語』について

 明鏡橋近くの高台(上の山)にある桜公園は、地元栗木沢区で整備された憩いの場です。桜咲く頂上からは、五百川峡谷ビューポイントの一つの、新旧二つの明鏡橋が架かる美しい景色を眺めることができます。東屋も整備されていますから、お弁当を広げるおすすめポイントとなっています。

アクセスマップはこちら

 昭和53年、用の当時小学6年生だった斉藤正弘君と渡辺政紀君が発見。ヤマガタダイカイギュウは800万年前の海にすんでいたほ乳類で、ステラーカイギュウ(18世紀に絶滅)の祖先にあたるものではないかと考えられています。 海牛類の進化を知る上で世界的に貴重なもので県指定文化財となっています。

アクセスマップはこちら

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア

 水面より170mの高さを誇る最上川最大の絶壁が明神断崖(通称:用のはげ)です。江戸時代の舟人も圧倒したと伝えられ、その姿は大朝日岳山頂からも確認できます。黄金の橋や竜神伝説が残り、周辺地域には、ヤマガタダイカイギュウ化石発掘地、上川原山ノ神縄文遺跡などもあり、遥かな歴史を想像できる場所となっています。断崖は最上川を境にした大江町にありますが、朝日町側からその全容を見ることができます。

※朝日町真中地区から眺められます。川岸からの見学地は分かりづらくなっています。エコミュージアムルームにお問い合わせ下さい。

用のはげと周辺めぐり(2008)
辰年!竜神信仰の明神断崖を訪ねる(2013)
フォトギャラリー(PC)
アクセスマップはこちら

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア


 明治時代の大土木工事。寒河江市、中山町、山辺町の水田を潤す用水のための取水堤が設けられました。
  四ノ沢頭首工とともに、山形盆地の農地には相当量の五百川峡谷のきれいな水が利用されています。

アクセスマップはこちら
※国道287号線から用のはげ下に見ることができます。

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア

 松竹の人気映画『男はつらいよ〜葛飾立志篇〜』(第16作 昭和50年12月制作)の撮影に、舟で最上川を渡るシーンの撮影が「中沢の渡し」で行われました。

『男はつらいよ』公式サイト(PC)
アクセスマップはこちら

ガイドブック『五百川峡谷』
五百川峡谷の魅力
五百川峡谷エリア