朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
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メダカの高田分校とホタルの里
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お話/佐竹啓次さん(高田区長)
■きっかけと整備
ビオトープは平成16年に造った。きっかけは、公民館が新しくなった時に、減反休耕田になって荒れている裏の景観だった。なんとかしようということになり、地主の方にも協力してもらいメダカやホタルの棲む池を造ることになったんだ。
池に流れ込む堰は、地区の方々と相談して、町の志藤六郎村おこし基金を使って、地元の建設会社に頼んで整備した。石は上郷のものを使った。
■朝日町在来メダカとの出会い
メダカは大谷の渡邉勝美さんから譲っていただいた。有名な宇宙メダカを育てている天童市の佐藤政則さんに相談したら、渡邉さんが溜め池で朝日町の在来種を守っていることを教えて下さった。昔は身近な川にいたのになぁ。
最初は14匹からスタートしたけれど、今ではたくさんいる。今年も小さいメダカがたくさん生まれた。2年位生きるみたいで、親と子供とひ孫という感じで、3世代いるようだ。
■管理
周りの草は、地区の方々がボランティアで刈ってくれている。刈るのは大変な作業だけど、みんなやる気まんまんでしてくれている。今年は3回くらい刈ったかな。池の浮き草はメダカの隠れ場になっているけれど、そのままにしておくと水も見えなくなるほど増えてしまうので、度々取り除いている。
■様々な生き物の住処
ここには丸々太ったトノサマガエルやウシガエルもいる。太っているのはメダカを食べているからじゃないかな。身近に見かけなくなったイトトンボも、ここには3種類程いる。この前は、何十年かぶりでカワセミが飛んできた。サギもよく来る。メダカやカエルを食べているんじゃないかな。タニシもカワニナもたくさんいる。このカワニナをゲンジホタルの幼虫が食べているんだ
■ホタル観賞会
ホタルはだいたい6月20日から7月10日まで見られる。ピークは、その年にもよるけど6月28日あたりかな。夜でも気温が高く、湿った空気の時にたくさん見られる。
毎年、スイカや飲み物を準備してホタルの鑑賞会をみんなで楽しみながらやっている。こんな小さな堰に、ホタルがずらぁと来るから「何でこんなに多くホタルが来るのか」「不思議だ」と、みんな感心して見ていく。特に子供たちがすごく喜んでくれて、その顔を見ると、また整備を頑張ろうという活力になってくる。メダカもホタルも、地区のみんなで育ててきたから、見学に来てもらえるのがとてもうれしいんだ。
(取材/2010年7月 逸見なぎさ)
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■きっかけと整備
ビオトープは平成16年に造った。きっかけは、公民館が新しくなった時に、減反休耕田になって荒れている裏の景観だった。なんとかしようということになり、地主の方にも協力してもらいメダカやホタルの棲む池を造ることになったんだ。
池に流れ込む堰は、地区の方々と相談して、町の志藤六郎村おこし基金を使って、地元の建設会社に頼んで整備した。石は上郷のものを使った。
■朝日町在来メダカとの出会い
メダカは大谷の渡邉勝美さんから譲っていただいた。有名な宇宙メダカを育てている天童市の佐藤政則さんに相談したら、渡邉さんが溜め池で朝日町の在来種を守っていることを教えて下さった。昔は身近な川にいたのになぁ。
最初は14匹からスタートしたけれど、今ではたくさんいる。今年も小さいメダカがたくさん生まれた。2年位生きるみたいで、親と子供とひ孫という感じで、3世代いるようだ。
■管理
周りの草は、地区の方々がボランティアで刈ってくれている。刈るのは大変な作業だけど、みんなやる気まんまんでしてくれている。今年は3回くらい刈ったかな。池の浮き草はメダカの隠れ場になっているけれど、そのままにしておくと水も見えなくなるほど増えてしまうので、度々取り除いている。
■様々な生き物の住処
ここには丸々太ったトノサマガエルやウシガエルもいる。太っているのはメダカを食べているからじゃないかな。身近に見かけなくなったイトトンボも、ここには3種類程いる。この前は、何十年かぶりでカワセミが飛んできた。サギもよく来る。メダカやカエルを食べているんじゃないかな。タニシもカワニナもたくさんいる。このカワニナをゲンジホタルの幼虫が食べているんだ
■ホタル観賞会
ホタルはだいたい6月20日から7月10日まで見られる。ピークは、その年にもよるけど6月28日あたりかな。夜でも気温が高く、湿った空気の時にたくさん見られる。
毎年、スイカや飲み物を準備してホタルの鑑賞会をみんなで楽しみながらやっている。こんな小さな堰に、ホタルがずらぁと来るから「何でこんなに多くホタルが来るのか」「不思議だ」と、みんな感心して見ていく。特に子供たちがすごく喜んでくれて、その顔を見ると、また整備を頑張ろうという活力になってくる。メダカもホタルも、地区のみんなで育ててきたから、見学に来てもらえるのがとてもうれしいんだ。
(取材/2010年7月 逸見なぎさ)
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