朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
大谷往来の風景について
『大谷往来』は、今からちょうど303年前に作られたもので、作者が彦七となっています。残念ながら、この彦七については一切分かっておりません。資料も見つかっておりません。
しかし、この文章を見ると、的確に確実に順序よく書いてあるのが分かります。しかも、風景など見事に表現されています。こうした地元のことをよく知っているという観点からすれば、彦七は大谷に生まれ育った人ではないかと考えています。嘘を書いていません。
300年経った今ですら『大谷往来』の随所に、元禄の頃と変わりない情景が見られます。例えば「駒の頭の釣り人」ですが、今でも、その駒の頭で釣り人を見かけます。鯉の釣れる名所になっています。それから、文章の後ろの名所のところに出てきます「猿田山のツツジ」。全部で16の名所や名物が出ていますが、その猿田山のツツジは今でも大分残っています。また、「大清水のマタタビ」。大谷のはずれの大谷川沿いになりますが、夏に行くと葉が白くなって、大きな木々にたくさん絡んでいます。これも三百年たった今でも変わりがありません。時代を超えた自然の素晴らしさを改めて感じています。
お話 掘 敬太郎さん(大谷一)
平成9年12月「大谷往来シンポジウム」にて
※写真中央が「駒の頭」(秋葉山山頂より)
朝日町エコミュージアム協会
:[
メモ
/
14.秋葉山エリア:住民学芸員のお話
]
Home
ニュース&イベント情報
ニュース&イベントデータ
朝日町エコミュージアムの訪ね方
01.朝日連峰エリア
01.朝日連峰エリア:見学場所
01.朝日連峰エリア:住民学芸員のお話
01.朝日連峰エリア:詳細について
01.朝日連峰エリア : 関連団体・書籍
01.朝日連峰エリア : 関連もよおし
01.朝日町から見える大朝日岳ビューポイント33
02.朝日川エリア
02.朝日川エリア:見学場所
02.朝日川エリア:住民学芸員のお話
02.朝日川エリア:詳細について
02.朝日川エリア : 関係団体・書籍
03.空気神社エリア
03.空気神社エリア:見学場所
03.空気神社エリア:住民学芸員のお話
03.空気神社エリア:詳細について
03.空気神社エリア : 関係団体・書籍
04.佐竹家エリア
04.佐竹家エリア:見学場所
04.佐竹家エリア:住民学芸員のお話
04.佐竹家エリア:詳細について
05.八ッ沼エリア
05.八ッ沼エリア:見学場所
05.八ッ沼エリア:住民学芸員のお話
05.八ッ沼エリア:詳細について
05.八ッ沼エリア : 関係団体・書籍について
06.椹平の棚田エリア
06.椹平の棚田エリア:見学場所
06.椹平の棚田エリア:住民学芸員のお話
06.椹平の棚田エリア:詳細について
06.椹平の棚田エリア : 関係団体・書籍
07.豊龍神社エリア
07.豊龍神社エリア:見学場所
07.豊龍神社エリア:住民学芸員のお話
07.豊龍神社エリア:詳細について
08.館山エリア:見学場所
08.館山エリア:住民学芸員のお話
08.館山エリア : 詳細について
08.館山エリア : 関係団体・書籍
09.町のりんごエリア
09.町のりんごエリア:見学場所
09.町のりんごエリア:住民学芸員のお話
09.町のりんごエリア:詳細について
09.町のりんごエリア : 関係団体・書籍
10.沢内エリア
10.沢内エリア:見学場所
10.沢内エリア:住民学芸員のお話
10.沢内エリア:詳細について
11.杉山と長谷地エリア
11.杉山と長谷地エリア:見学場所
11.杉山と長谷地エリア:住民学芸員のお話
11.杉山と長谷地エリア:詳細について
11.杉山と長谷地エリア :関係団体・書籍
12.五百川峡谷エリア
12.五百川峡谷エリア:五百川峡谷の魅力
12.五百川峡谷エリア:見学場所(北部)
12.五百川峡谷エリア:見学場所(中・西部)
12.五百川峡谷エリア:住民学芸員のお話
12.五百川峡谷エリア:詳細について
12.五百川峡谷エリア:関係団体・書籍
12.五百川峡谷エリア:事業報告
五百川峡谷ビューポイント
14.秋葉山エリア
14.秋葉山エリア:見学場所(大谷)
14.秋葉山エリア:住民学芸員のお話
14.秋葉山エリア:見学場所(川行)
14.秋葉山エリア:詳細について
14.秋葉山エリア : 関係団体・書籍
13.大沼浮島エリア
13.大沼浮島エリア:見学場所
13.大沼浮島エリア:住民学芸員のお話
13.大沼浮島エリア:詳細について
13.大沼浮島エリア : 関係団体・書籍
15.大隅遺跡エリア
15.大隅遺跡エリア:見学場所
15.大隅遺跡エリア:住民学芸員のお話
15.大隅遺跡エリア:詳細について
15.大隅遺跡エリア : 関係団体・書籍
16.朝日町ワイン
16.朝日町ワイン:見学場所
16.朝日町ワイン : 住民学芸員のお話
16.朝日町ワイン:詳細について
17.朝日町全エリア
エコミュージアムルームだより
エコミュージアムショップ
朝日町エコミュージアム協会
リンク
住民学芸員
カテゴリー
メモ
メール
Q&A
暦
リンク
地図
ウィキ
特集
プラン
ケータイサイト
問い合わせ
プロフィール
All Rights Reserved by asahimachi ecomuseum
しかし、この文章を見ると、的確に確実に順序よく書いてあるのが分かります。しかも、風景など見事に表現されています。こうした地元のことをよく知っているという観点からすれば、彦七は大谷に生まれ育った人ではないかと考えています。嘘を書いていません。
300年経った今ですら『大谷往来』の随所に、元禄の頃と変わりない情景が見られます。例えば「駒の頭の釣り人」ですが、今でも、その駒の頭で釣り人を見かけます。鯉の釣れる名所になっています。それから、文章の後ろの名所のところに出てきます「猿田山のツツジ」。全部で16の名所や名物が出ていますが、その猿田山のツツジは今でも大分残っています。また、「大清水のマタタビ」。大谷のはずれの大谷川沿いになりますが、夏に行くと葉が白くなって、大きな木々にたくさん絡んでいます。これも三百年たった今でも変わりがありません。時代を超えた自然の素晴らしさを改めて感じています。
お話 掘 敬太郎さん(大谷一)
平成9年12月「大谷往来シンポジウム」にて
※写真中央が「駒の頭」(秋葉山山頂より)