朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
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山の人長岡昂司さんが描く朝日連峰
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ひとつひとつ描かれた木々
力強い山の稜線
"シン"という音がみえる空気と空
長岡さんの絵を初めてみせていただいた時、
「あ、山だ。これは朝日町の山だ。」
という言葉が私の口から流れ出ました。
長岡昴司さんは、長沼で生まれ
現在は太郎に居を構えています。
鳥原山の山小屋で働き、朝日連峰を
日々みつめて暮らされています。
絵には人がそれぞれ生活で培ってきた
視点がでます。
ある春の日、栃の木を観察されている
長岡さんにお会いしました。
陽の傾きと共に在りようを変えていく
葉の様子を、刻々と観察し、その変化に
感嘆の声をあげながら紙に描きとめて
いらっしゃいました。
長岡さんの描かれる絵に、描いているモチー
フにプラスされた、静謐とした
静かな時間の流れを感じるのは、
こういった視点をお持ちの方が描いたから
ではないでしょうか。
「山にいるといろんな人との関わりがあって
楽しい。町にいる時は声を かけない。
山では会話がある。それが楽しい。」
「山は川より体に”くる”ものがある。」
という、それそのままの視点が、描いているも
のひとつひとつをなぞる
活き活きとした視点となって観ている人に
伝わってくるのです。
報告/田中敦子 あとりえマサト代表
東北芸術工科大学日本画コース副手
平成20年(2008)
長岡昂司(ながおか・こうじ)氏
プロフィール
1959年朝日町長沼版画家阿部功雲の分家に生まれる。
大工歴33年。
年間、鳥原山に約30回、大朝日岳に5〜6回登る。
朝日山岳会理事。朝日町山岳遭難救助隊員。
朝日町太郎在住。
※写真の絵は建築業の端材に描いた木川ダムの風景です。
※上記ダウンロードボタンで印刷用のpdfファイルを開けます。
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「山は川より体に”くる”ものがある。」
という、それそのままの視点が、描いているも
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年間、鳥原山に約30回、大朝日岳に5〜6回登る。
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朝日町太郎在住。
※写真の絵は建築業の端材に描いた木川ダムの風景です。
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