朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
和田新五郎さんの青苧
大谷裏小路の和田新五郎さんは、現在も「青苧」を栽培し、糸をとっています。
古来からの衣料原料だった青苧の栽培は、江戸時代から明治時代にかけての朝日町の代表的な産業でした。
和田さんの栽培している青苧は、昭和10年(1935)、15歳のときに祖父の元治さんと植えたものを残しておいたものだそうです。糸をとる「青苧はぎ」は、母ふみえさんの仕事で、収穫したものは馬具用の縄をなったりするのに使っていたそうです。
八月、刈り取りや青苧はぎを見せていただきました。和田さんは背丈ほども伸びた枝を一本一本刈り取ると、手のひらで茎をぎゅっと掴み、手前に引き、葉っぱを見事に扱き落としました。私も真似をしてみましたが、柔らかな手のひらではとても痛くてできませんでした。また、糸をとるために、一晩水に浸けた茎に鉄製のへらを押しあてて引っ張り、青い表皮をはぎとる作業は弱くするととれず、強すぎると糸が切れそうになったりしました。大変でしたが楽しく体験させていただきました。
手のひらに付いた茶色い染みは四、五日消えませんでしたが、昔の青苧職人と同じと思うとうれしくなりました。
報告 宮森友香(エコミュージアムルーム職員 2004)
和田新五郎さんのお話
→
栽培から糸とりまでの作業
→
DVD『和田新五郎さんの青苧』
志藤富雄さん、白田千代志さん、堀敬太郎さんのお話
→
青苧の栽培と製品化
→
青苧の使われ方
報告
→
青苧糸とり体験記
→
ガイドブック『五百川峡谷』
→
五百川峡谷の魅力
→
五百川峡谷エリア
朝日町エコミュージアム協会
:[
メモ
/
12.五百川峡谷エリア:住民学芸員のお話
]
Home
ニュース&イベント情報
ニュース&イベントデータ
朝日町エコミュージアムの訪ね方
01.朝日連峰エリア
01.朝日連峰エリア:見学場所
01.朝日連峰エリア:住民学芸員のお話
01.朝日連峰エリア:詳細について
01.朝日連峰エリア : 関連団体・書籍
01.朝日連峰エリア : 関連もよおし
01.朝日町から見える大朝日岳ビューポイント33
02.朝日川エリア
02.朝日川エリア:見学場所
02.朝日川エリア:住民学芸員のお話
02.朝日川エリア:詳細について
02.朝日川エリア : 関係団体・書籍
03.空気神社エリア
03.空気神社エリア:見学場所
03.空気神社エリア:住民学芸員のお話
03.空気神社エリア:詳細について
03.空気神社エリア : 関係団体・書籍
04.佐竹家エリア
04.佐竹家エリア:見学場所
04.佐竹家エリア:住民学芸員のお話
04.佐竹家エリア:詳細について
05.八ッ沼エリア
05.八ッ沼エリア:見学場所
05.八ッ沼エリア:住民学芸員のお話
05.八ッ沼エリア:詳細について
05.八ッ沼エリア : 関係団体・書籍について
06.椹平の棚田エリア
06.椹平の棚田エリア:見学場所
06.椹平の棚田エリア:住民学芸員のお話
06.椹平の棚田エリア:詳細について
06.椹平の棚田エリア : 関係団体・書籍
07.豊龍神社エリア
07.豊龍神社エリア:見学場所
07.豊龍神社エリア:住民学芸員のお話
07.豊龍神社エリア:詳細について
08.館山エリア:見学場所
08.館山エリア:住民学芸員のお話
08.館山エリア : 詳細について
08.館山エリア : 関係団体・書籍
09.町のりんごエリア
09.町のりんごエリア:見学場所
09.町のりんごエリア:住民学芸員のお話
09.町のりんごエリア:詳細について
09.町のりんごエリア : 関係団体・書籍
10.沢内エリア
10.沢内エリア:見学場所
10.沢内エリア:住民学芸員のお話
10.沢内エリア:詳細について
11.杉山と長谷地エリア
11.杉山と長谷地エリア:見学場所
11.杉山と長谷地エリア:住民学芸員のお話
11.杉山と長谷地エリア:詳細について
11.杉山と長谷地エリア :関係団体・書籍
12.五百川峡谷エリア
12.五百川峡谷エリア:五百川峡谷の魅力
12.五百川峡谷エリア:見学場所(北部)
12.五百川峡谷エリア:見学場所(中・西部)
12.五百川峡谷エリア:住民学芸員のお話
12.五百川峡谷エリア:詳細について
12.五百川峡谷エリア:関係団体・書籍
12.五百川峡谷エリア:事業報告
五百川峡谷ビューポイント
14.秋葉山エリア
14.秋葉山エリア:見学場所(大谷)
14.秋葉山エリア:住民学芸員のお話
14.秋葉山エリア:見学場所(川行)
14.秋葉山エリア:詳細について
14.秋葉山エリア : 関係団体・書籍
13.大沼浮島エリア
13.大沼浮島エリア:見学場所
13.大沼浮島エリア:住民学芸員のお話
13.大沼浮島エリア:詳細について
13.大沼浮島エリア : 関係団体・書籍
15.大隅遺跡エリア
15.大隅遺跡エリア:見学場所
15.大隅遺跡エリア:住民学芸員のお話
15.大隅遺跡エリア:詳細について
15.大隅遺跡エリア : 関係団体・書籍
16.朝日町ワイン
16.朝日町ワイン:見学場所
16.朝日町ワイン : 住民学芸員のお話
16.朝日町ワイン:詳細について
17.朝日町全エリア
エコミュージアムルームだより
エコミュージアムショップ
朝日町エコミュージアム協会
リンク
住民学芸員
カテゴリー
メモ
メール
Q&A
暦
リンク
地図
ウィキ
特集
プラン
ケータイサイト
問い合わせ
プロフィール
All Rights Reserved by asahimachi ecomuseum
古来からの衣料原料だった青苧の栽培は、江戸時代から明治時代にかけての朝日町の代表的な産業でした。
和田さんの栽培している青苧は、昭和10年(1935)、15歳のときに祖父の元治さんと植えたものを残しておいたものだそうです。糸をとる「青苧はぎ」は、母ふみえさんの仕事で、収穫したものは馬具用の縄をなったりするのに使っていたそうです。
八月、刈り取りや青苧はぎを見せていただきました。和田さんは背丈ほども伸びた枝を一本一本刈り取ると、手のひらで茎をぎゅっと掴み、手前に引き、葉っぱを見事に扱き落としました。私も真似をしてみましたが、柔らかな手のひらではとても痛くてできませんでした。また、糸をとるために、一晩水に浸けた茎に鉄製のへらを押しあてて引っ張り、青い表皮をはぎとる作業は弱くするととれず、強すぎると糸が切れそうになったりしました。大変でしたが楽しく体験させていただきました。
手のひらに付いた茶色い染みは四、五日消えませんでしたが、昔の青苧職人と同じと思うとうれしくなりました。
報告 宮森友香(エコミュージアムルーム職員 2004)
和田新五郎さんのお話
→栽培から糸とりまでの作業
→DVD『和田新五郎さんの青苧』
志藤富雄さん、白田千代志さん、堀敬太郎さんのお話
→青苧の栽培と製品化
→青苧の使われ方
報告
→青苧糸とり体験記
→ガイドブック『五百川峡谷』
→五百川峡谷の魅力
→五百川峡谷エリア