樽前arty blog

27日
旅の疲れを感じる間もなく、朝から打合せの連続。
でも、目がぜんぜん開いてない気がする。。。

午後の打合せが急遽延期になったので、苫小牧市博物館の春のコレクション展を鑑賞。
昨年入ったという新しい学芸員さんの構成で収蔵品を楽しむことができます。

はっきり言っておもしろいです。
お願いすると解説も聞けるようなので、是非ご覧下さい。


観賞後、その学芸員さんとお話する機会をいただき、本展の内容を話しながら偶然今回の旅の総括をすることができました。


一週間の小さな旅でしたが、数年ぶりの旅。
行きあたりばったりに、良いものやおもしろいものがあるという情報に素直に反応するように心がけながら過ごしました。

ここ数年の忙しさの中、自分の感覚を確認する作業がなかなかできずにいました。
自分の体の関節がうまくはまっていない。そんな感覚のまま、脳だけが働いている状態。でしょうか。

そのあたりを補正できればと思いながら、非常に良い旅になりましたね。
一週間休みをとることはすごく大変でびっくりしましたが、一週間過ごせて本当によかった。。

兄弟、友人、作家仲間、仕事関係、地元の方々、国宝、需要文化財、近代美術、現代美術、日本庭園、茶の湯、地震などなどいろいろな人にあって、色々な作品や風景を見ました。

そんな諸々を自分の中に引っ張り込むと、脳みそに体がくっついてくる感覚が日一日深まっていきました。
少しぐらい強引でもいいんだなぁ。と、妙に合点し、気も楽にながら苫小牧に帰ると博物館の本展です。

郷土ゆかりの作家たちの中にある今現在につながり、継承されている文脈が強引に引き込まれています。
退屈する間がない展覧会。

苫小牧に帰ってきて、よかったと思えました。


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