樽前arty blog

藤沢レオ
今年の7月、長沼にあるBOX-Mギャラリーで個展をさせていただき、たくさんのご来場に驚きました。
遠方からもわざわざ来ていただきましたが、地元の方々の来場も非常に多く、熱心な方が多いのだなぁ。と感じました。

そんな長沼では、多くの出会いにも恵まれ、ギャラリーオーナーの藤井さんの息子さんが、私と同じ年齢ということもあり、すぐに仲良くなり、実は、12月の茶廊法邑でご一緒するRIPOSO.の藤井祐人さんとは、この方なのです。

また、会期中、ギャラリー来場者に駐車場を提供してくれたカントリーバーンの二宮さん宅に近所の皆さんが集まるということで、私もお邪魔したことから、その後もたびたび遊びにいっています。

二宮さんは、素敵なお店のとなりにアトリエを構える家具作家さんであり、田んぼも作っています。
虫が愛おしいといいながら、無農薬で作っていて、よく田んぼのお話を聞かせてくれます。


そこで先日、ついに収穫が終わり、乾燥させ、精米し、いざ収穫祭という一番おいしい席によんでいただきました。
出会って間もない私を呼んでくれるなんて。。。感激です。


ただ、私の中に一抹の不安が。
私は料理が好きなので、味覚はまぁまぁある方だとは思っているんですが、こと米に関しては、どうしてもわからない。。。
以前、タイ米が出回った時期、それほどストレスなく、食べていました。
餅米を白米に混ぜて出された時も気づきませんでした。
魚沼産こしひかりをいただいた時も少し美味しい。くらいの感想でした。


そんな私を。。。

と、思いながらも自家製新米のおにぎりをいただいた時の美味しさったら、うまいことうまいこと!
食味の感想はいくらでも言えますが、やはり作った人が見えるというのは、劇的に食材を美味しくさせるのでしょうか。

そういえば、私のアトリエの大家さんがつくった野菜もものすごく美味しいです。


その夜、食卓を囲みながら、便利な世の中の不便なことを雑談しました。

そこで一句。
知っている ようで、知らない 米の味
ギャラリー創と同時期の開催となり、DMにも両ギャラリーの情報を掲載させていただきましたもうひとつの展覧会。


茶廊法邑ギャラリー
法邑芸術文化振興会企画展
「-休日、たゆたう-」

12/8(水)〜16(木)
10:00〜18:00(最終日17:00迄)
火曜日休廊

札幌市東区本町1条1丁目8-27
011-785-3607

靴:cagra:樋口泰三
洋服:RIPOSO.:藤井祐人
家具:Atelier LEO:藤沢レオ

こちらはクラフト展です。
同世代で真剣にモノ作りに取り組む3人の展覧会。

樋口さんは、札幌ファクトリーの近くでアトリエを構え、フルオーダーの革靴を丹念に制作しています。今回は、近年開発中のエゾシカ革による新作からオールドスタンダードの牛革靴まで展示します。

藤井さんは、江別にアトリエを構え、オーガニックな繊維素材からイタリア仕込みのオリジナルパターン、手縫い、オーダーメイドと繊細な制作をしています。
今回は、季節にあわせた保温性のある素材を選び、コート、ベスト、ジャケットなどを展示します。

私は、久々の家具による展示になります。普段、オーダー制作が多いため、なかなか皆様にお見せする機会がなかったのですが、お二人の展示什器、家具などを展示いたします。

今年はとにかく展覧会が多いのですが、毎回新鮮な気持ちで取り組めているので、毎回の挑戦が楽しみなんです。

そこで、年末に向けての展覧会をお知らせいたします。


ギャラリー創 企画展
「田村陽子+藤沢レオ」

12/3(金)〜16(木)
10:00〜18:00
火曜日休廊

札幌市中央区南9条西6丁目1-36
011-562-7762


オープニングパーティー
12/3  18:00〜

ギャラリートーク
12/11 15:00〜

↑ どちらもどなたでもご参加できますので、お気軽にご来場下さい。


今回、主に繊維を使った作品制作を続ける田村陽子さんは、テグスの特性を利用し、様々な容器に納めた作品群。
「緑」がテーマカラーになるようです。

私は、糸を宙に垂らしたシリーズ「今はいつ?」の新バージョンを展示します。
田村さんに習って、「赤」をテーマカラーにしようと思っています。
今まで、多数のシリーズを手がけてきましたが、最近それぞれのシリーズがひとつに集約されていく感覚があります。
その過程をぜひ、ご体験下さい。

毎年恒例になりました札幌アートステージ2010 
500m美術館に初参加いたいます。

今年6月の北海道立体表現’10にて、札幌芸術の森美術館に出品した全長5メートル超の壁作品「知ルコトヲ知ル」が一ヵ月にわたって展示されます。

先日、地下鉄最終便がいった後、夜12時から搬入作業を行い、展示が完了しました。
私の作品は、大通駅側から入って、3番目に展示されています。

ほかにも、様々な芸術家の作品、市民参加の作品など220点以上が地下鉄の
通路に登場し、美術館に変貌します。


11/1(月)〜12/12(日)
会場:地下鉄バスセンター前駅から大通駅を結ぶ、コンコース。
時間:地下鉄運行時間内

11/3(水・祝) 参加作家によるギャラリートーク
13:30〜14:30

会期も長いことですし、是非ご覧下さい。

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本日、届きました!
RICOH GR DIGITAL 鶚 !

ずっと作品を記録する新しい相棒になるデジカメを探していまして、先日知り合いの写真家さんに相談したところ、これが非常に良いということで実物もさわらせていただき、すっかり気に入ったので購入しました。

一眼も考えていたのですが、私はそこまで本格的に撮るわけでもなく、かといって、画質はある程度ほしいので、この機種は私のほしい機能、性能を存分に搭載しております。

そして、かっこいい!
持ちやすい!
撮りやすい!

と、今の所いいとこだらけです。

早速、白黒モードでパシャリ。
17日を持ちまして、紋別市立博物館での企画展「アートとの対話」が終了しました。
私は、初日と最終日しかおりませんでしたが、ご来場いただいた方々ありがとうございました。
中には、札幌から駆け付けていただいた方もいて、本当にうれしく思います。

初の森迫暁夫さんとの2人展も刺激があり、新たな可能性を感じました。

会期中は連休もあったので、会場に向う予定もあったのですが、のんびりだったはずの今月も洪水のようなスケジュールに流され、息継ぎを忘れそうです。

まずは、展覧会を振り返りつつ、次回展覧会、制作に向けて、走るしかないようです。
ようやく鼻水の流出も治まり、体調も良好になりました。

やっと次作に取りかかれます。

うかうかしているうちに、次のスケジュールも動きだし、さて、また忙しくなりそうです。


樽前artyもまた会議の日々が始まります!
風邪ですね。
鼻水が止まりません。。。

ちまたでも流行っているらしいので、皆様お体ご自愛下さい。

少しお休みです。
もう少しです。
夏からずっとアトリエにこもりきりだった制作がやっと明日で一段落です。

先日モビールを取付けた某新築学校に今度はレリーフと階層サインを取付けました。
明日最後の修正をして、納品完了となります。

明日もトラブルなく無事終了しますように。。。
今日は苫小牧市東部にある苫東地区でロケが行われた「のぼうの城」のロケ現場を見学に行きました。
現在はお城のセットは随分取り壊されましたが、特殊効果の撮影が日々続けられていました。

私は昔から歴史が好きだったので、セットの一部を見ただけでも戦国時代に心が飛んでいきました。
原作も読んでから行ったので、これはあの場面、ここはあれ。
など、ぶつぶつ言いながらセットの間を歩き、わくわくどきどきの見学会となりました。

しかし、そのスケールたるやすごいものがあります。
このお城は壮大な水攻めにあうのですが、水攻め前と水攻め後をすべて実際に作っているらしく、驚くばかりでした。(写真は水攻め後の田んぼの情景)

制作の方にお話を聞く機会もいただきましたが、「ここならどんな時代も情景も再現できるすばらしい場所」と絶賛してました。


戦国時代に思いを馳せながら、また日常の制作に戻ります。。。
先週末から紋別市立博物館にて、開催中の「アートとの対話 鉄筋布張り住宅」ですが、24日現地へ行き、無事搬入。
25日は森迫先生によるワークショップを行いました。

紋別市はゆかりがありまして、私と森迫さんが卒業した道都大学が当時紋別市にキャンパスがありました。
私は3年生まで紋別キャンパス、4年生を現在の北広島キャンパスで過ごしました。
森迫さんは先輩なので、紋別キャンパスをご卒業されています。

ですから、二人にとっては懐かしの地。

意外な二人展もこうして実現しました。

写真は、左奥の壁作品が私。右手森迫さん。中央ベンチ群が共同制作です。

10月17日まで開催。
遠いですが、高速道路が伸びたおかげで、随分近く感じます。

紅葉をみながら、ぜひ、ご来館下さい。

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ただ今開催中!

〜24日 「北のマッチアート展」 ヒアラタアートスタジオ(苫小牧)

〜25日 「霞kasuminimum」 室蘭MORUE中島 (室蘭)

どちらも小品一点を出品しています。
詳しくはNewsをご覧下さい。


そして、今週末9月25日からは紋別市立博物館にて、
「アートとの対話 鉄筋布張り住宅」
という、森迫暁夫さんとの異色な2人展が始まります。

森迫さんといえば、只今札幌芸術の森美術館の中庭で大規模なインスタレーションを展開中!

今回は私は鉄。森迫さんは、布にプリントした作品を組み合わせ、共同制作いたしました。
一体、どのような会場になるのか今から楽しみです!

9月25日(土)〜10月17日(日)
9:30〜17:00

お問い合せ 0158-23-4236

昨日、無事博物館大学講座が終了しました。

年間のカリキュラムを積極的に受講している方々ばかりなので、大変熱心に聴講していただき、良い経験ができました。

内容は、前夜まで考えあぐねた末、私の活動紹介、特に私が影響を受けた世界の美術史、日本の美術史、樽前artyの活動紹介と今後の方針などをスライドショーを見ながら進めました。
久々に美術史を見返しながら、改めて「なるほど」と私自身勉強になりましたが、それが聴講の方々に少しでも伝わっているといいのですが。。。

終了後、手伝ってくれたartyメンバーに「もう少しここの説明が必要だったかも。」と修正点は多々ありましたが、これはまたの機会に生かしたいと思います。

私を選んでくれた博物館職員の皆様。そして、当日聴講の皆様。
ありがとうございました。
北海道はやっと涼しくなってきて、秋風を感じています。

今月私は、1つの講演と、3つの展覧会、1つのアートワーク取付けを控えています。
ちょっと大変です。

順に、
苫小牧市博物館市民大学講座 9月11日土曜日 (苫小牧市文化交流センター)
  14:00〜15:30(90分)

北のマッチ展 9月17日〜24日 (ヒアラタアートスタジオ)

霞kasuminimum 9月18日〜25日 (室蘭MORUE中島 特設スペース)

アートとの対話(森迫暁夫氏との二人展) 9月25日〜10月17日 (紋別市博物館)

某新築中学校レリーフ取付け 9月末〜10月初


特に、今週末に控えた講演は、初めての経験ということもあり、準備にかなりの時間を費やしています。
自分の活動とアートをわかりやすく説明することは、結構難しい。
なぜ、活動しているのか?という簡単な問いに答える難しさ。

「好きだから!」

という衝動は、あくまで初期衝動なので、これは趣味の範囲になってしまいます。
では、如何にアートを深めているのか。

これを説明するには、どうしても美術史の力が必要です。
でも、全ての美術史を披露する時間はもちろんありません。

私が活動している文脈とは。。。
樽前artyの文脈とは。。。

講演って、大変です。

なお、本講演は年間スケジュールに組み込まれているため、当日急にいらしてもご入場できません。
聴講されたい方は、若干名ですが私にご連絡いただけると手続きできるよう計らっていただいております。

聴講希望の方は、下記藤沢宛のアドレスまで。
reof@mac.com

はぁ〜。まだまだ資料作りが続きます。
今日は、夕方まで打合せなどが続き、6時半からは豊平にある「きたえーる」に行ってきました。

地下鉄福住駅から札幌ドームへ続く、国道36号線沿線での町づくりについての講演を聞きにいきました。
見たことある方もいると思いますが、毎年1月にアイスキャンドルを灯すというイベントをやっていて、その報告会と今年イベントに関わったh.i.p-aというアートを主体としたNPO法人代表の中居さんがアートの役割、地域でのアート活動などをスライドショーとともに講演されました。

中居さんとは、先日5,6年ぶりに再会し、お互いの活動を讃えていた仲でしたので、講演も興味深く聴きました。
もちろん樽前artyの参考になる部分も多分にあり、また、話し振りも色々参考になりました。


というのも、来週9月11日土曜日、私も苫小牧にて講演をすることが決まっています。
苫小牧市博物館企画の市民大学講座のカリキュラムの中に組み込まれています。

これから予約ができるかは、直接博物館に問い合わせていただいた方がいいと思いますが、年間スケジュールなので難しいかもしれません。。。


とにかく、講演は初めての経験です。
まずはやってみよう!と、お受けしましたが、いまだ話がまとまりません。
今日の講演を参考にしつつ、楽しい時間になればと思います。

ご来場される方は、どうか暖かい眼で。。。