九里学園同窓会

<がんばれ! 娘たち…息子たちも!>
12月18日、川西町体育館で「米沢地区協会長杯バレーボール大会」が行われました。
今回の大会は社会人チームも参加している大会で、男子チームも同じ会場で行われていました。
久しぶりに他校に進学したバレー少年たちの、中学生のころとは違い、迫力あるプレーを見ることができ、「頑張っているなあ!」とうれしくなりました。
一回戦は社会人チームと対戦しストレートで負けてしまい、交流戦の米沢東にもストレート負け。
ですが、以前より動けているし、内容も良くなっていると思いました。
2月の国体県予選に出場できなければ、年明けの8日・9日に長井で行われる国体地区予選がこのメンバーで試合が出来る最後の大会になります。足を痛めていたり、腰に痛みを抱えていたり…、
それぞれが万全の体調でなかった今大会。次は悔いを残さないベストなプレーが出来るよう、ケアをしながら頑張ってほしいと思います。

彩悠まま
第26回秋季山形県高校野球県大会の組合せが決まりました。
九里学園高校は山形東高校と鶴岡工業高校との勝者と対戦します。
10月16日(土)、12時30分から「天童市スポーツセンター野球場」にて試合が行われます。同窓生の皆さん応援お願いします。
☆バドミントン一年生大会
10月9日に長井高校で行われました。
男子は団体で惜しくも準優勝、女子はシングルス2部で、木村真菜さんが準優勝しました。
なお、男子団体は県大会の出場が決まりました。

☆ソフトボール新人戦
初戦は天童高校で、4対1で快勝、2回戦は強豪の上山明新館高校とあたり、一生懸命戦いましたが0対8で敗れ、ベスト8でした。

選手、監督、応援のみなさんお疲れさまでした。それぞれがんばった成果と思います。次にむけ一層精進し更なる高みを目指してください。
皆様お元気にお過ごしのことと存じます。

米沢女子高等学校に30年、九里幼稚園に8年勤めさせていただいた荒井健三です。

学校では掃除の係りや校外の美化、グランドではソフトボールに熱中していた、身長だけが目立つ教師でした。

人間味のある温かい生徒さんと情熱的な先生方にめぐまれた、活気に満ちた日々でした。幸せでした。周囲の人々に対するやさしさ、思いやりをたくましく実践していく生徒さんの生きざまには何度も感動したものでした。教師は生徒に感化されて成長し生きていくものだと実感している今頃です。

私事になりますが、家内との二人暮らしが20年になります。大自然の中で、里山を守り、無農薬の野菜作りを学んで、猿と戦いながら生活しています。
(山形県の猿害は日本一)

囲碁と旅も楽しんでいます。

次回は小松とき子先生です。                  (荒井健三)
Hitch your wagon to a star.(あなたの荷馬車を星につなげ!!)
   =高い理想をかかげて精一杯努力しよう=

 私が本校にお世話になったのは東京五輪の前の年でした。その頃は、戦後の後遺症から脱却し、まさに日本があらゆる方向を目指して飛躍する頃でした。やがて学年も11クラス,550人、全校生徒数1500人を超す時期が続いた頃です。皆さんご承知の宮沢賢治という人は、自分が勤務していた学校を去るにあたって『生徒諸君に寄せる』という詩を残しています。彼はその詩の初めに
  「この4ヵ年が 私にどんなに楽しかったか
   私は毎日を 烏のように 教室でうたってくらした
   誓っていふが わたしはこの仕事で 疲れをおぼえたことはない」
と書いているが、私の教員としての出発もこんな気持ちでした。

 近年、九里茂三先生は、ペスタロッチー賞を受賞なされた。ペスタロッチーは世界の教育者から「教育の聖者」と讃えられている人物である。九里先生はこの賞の12人目、該当者は毎年一人という狭き門、の受賞者として推挙された。我らが尊敬してやまない九里先生の持論である『教師は生徒に神をみるのでなければならない』との教えを胸に40数年の間、多くの同僚、何よりも前途有為な心優しい生徒さんに支えられて学園での生活を過ごせました。ホームルームクラスを持たせてもらったとき心がけた一つに、クラスで歌った曲、(合唱コンクール関係も含めて)が皆さんの心に一つでも残ってほしいものということでしたがどうでしょうか。

 クラブ活動は、赴任早々スキー部を数年間、そして創設した年に地区優勝という快挙にも恵まれた水泳部、それに絵画クラブ顧問も経験させていただきました。自分の大学での専攻が社会福祉ということもあり、放課後希望する生徒諸君と社会保障に関する勉強会も実施しました。また点字クラブ(後に市の視覚障害者に対する広報点訳)、JRCクラブ(青少年赤十字)、聖書研究会の創設等を校長先生に認めていただきました。やがて従来より純真で優しい生徒諸嬢さんに引き継がれてきた校是である「譲」が大きく花開き、学校全体の躍動がヴォランティア活動を強力に押し進めた結果、団体の部で『愛の鳩賞』に県の社会福祉協議会より推挙していただき、受賞出来たこともなつかしい思い出です。

 今は、世界の究極の世界平和に繋がる赤十字(JRCの母)精神の普及に若干関わっていおります。赤十字の精神を一言でいえば『人道』、他人の痛みをあたかも我がことのように思う心、といえましょうか。

 それでは、私を育てて下さいました同窓生の皆様の益々のご活躍とご多幸を心よりお祈り申し上げております。
 そして卒業生には勿論、勤務させていただいた私たちにとっての母校、九里学園におかれましても、少子化等なかなか難しい時世であるからこそ、九里廣志校長を中心に教職員心を寄せあい、しかもエネルギッシュに教育の本道を前進されますよう心よりご期待申し上げております。

 最後に私的なことですが、今年2009年、山形新聞の『日曜随想』著者の一人として10回ばかり書かせていただきます。紙上でお会いできればうれしく思います。
 次回はわたしの恩師、荒井健三先生です。          (遠藤岩根)
 九里学園に奉職した三日目に、受け持ちの生徒から、フグ(タさん)というありがたいニックネームを頂戴し、それが半世紀近くにもなった現在、同級会の名称として、フグの会として使用されています。そんな彼女たちも早いもので、来年は還暦で、クラス会は広島安芸の宮島。厳島神社でご祈祷をしてもらう手筈になっていて、毎月その参加会費を積み立てています。
 ところで、私は今、明春放映予定のNHK大河ドラマ『天地人』の主人公、直江兼続が現在の米沢を造った功績大ということで、米沢市が募集した「兼続博士」講習会に参加、東部コミュニティセンターの勉強会や史跡めぐりで講師をつとめたり、そこの便りに兼続についての連載を書いています。
 また、藤沢周平米沢関連三部作、『雲奔る』『蜜謀』『漆の実のみのる国』を読む会を主宰、九里学園の施設を借用させてもらい、読書会だけでなく、講演会や見学会をまじえて展開、サンディ毎日の身なので、いろんな所に顔を出しています。

 次は、遠藤岩根先生にお願いしています。