ダリア日記

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ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.39

ダリアの摘心仕立て法

ダリアの枝の仕立て法には２つの方法があります。「天花仕立て法」と「摘心仕立て法」です。
「天花仕立て」とは、球根から伸びた芽をそのまま真直ぐに伸ばし、初めに一本だけ花（天花）を咲かせ、次の側枝を伸ばして、咲かせて行く方法。
「摘心仕立て」とは、球根から伸びた芽を途中で摘み取り、初めから側枝を４～６本作り一株でも一斉に花を咲かせる方法。
それぞれに長所短所がありますが、東北地方や北海道などの開花期間の短い（それでも３ヶ月）地方では、「摘心仕立て法」をお薦めします。

摘心の方法を説明します。

≪摘心時期≫　球根を植え付け発芽後、２～３週間で草丈が１０～１５センチになります。その頃には、葉が４段（主茎の４節目）８枚作られ、中心が筆状になっています。（写真）

2006.07.05：acocotori：count(4,079)：[メモ/栽培管理の方法]
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摘心仕立て法②

摘心の作業に入ります。繊細な作業になりますので、素手でするのが最適かと思います。（作業を続けると指先がダリアのきけでまっ黒くなりますが）

４段目の葉を手で優しく開きます。

2006.07.05：tenjiku-b：修正／削除

摘心仕立て法③

４段目の葉を開くと中心に筆状の芽が見えますので、優しくつまみ、横に倒すように摘み取ります。
なお、上にひっぱたり、強くむしり取ったりする必要はありません。

2006.07.05：tenjiku-b：修正／削除

摘心仕立て法④

上手に摘心作業が終わりました。

ダリアは空洞の茎を持っていることは、以前に説明しましたが、生育初期に摘心すると穴が開かないために、水が茎の中にたまり茎腐れを起こすようなことはありません。もし、小さな穴でも開いていたら、テープやラップ等で塞ぐようにします

2006.07.05：tenjiku-b：修正／削除

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