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Yamamoto
日本人だからむつかしい
まずい味だったら、その場でまずい、とお店の人に伝えることは日本人でしたら、なかなか出来ないことですよ。<br /><br />やはり、他の人はどう感じるのか、知りたくなるでしょう。<br />マスコミ先導でも、おいしく感じない店ってあるものです。<br />自分が繊細な舌を持っていないためか、店名が突っ走っているだけか、分らないときがあります。有名になりすぎて客足途絶えることなく、努力を忘れたお店もあります。<br />わたしの場合、まずくても苦情は言いません。<br />   モードを切り替えるのです。<br />今日も食事にありつけた。ありがたいことです。つまりサバイバルモードに替えるのです。<br />ここが、グルメマンガ美味しんぼうの「海原雄山」と異なる態度なのです。終戦直後の食糧難の時代に生きた人には、まずくても不幸ではないのです。<br />友人に、食事というか、めしを食べるときは、突貫土木工事のようにガツガツガツガツ、一心に食べて、他人がまずいとか言っているのが理解できない人がいました。彼は量が有れば満足でした。<br />
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